Dorico Tips (10) アーティキュレーション

Dorico

音符には様々なアーティキュレーションがあるよね。

Sibeliusだと、スタッカートがテンキーの「*」、テヌートが「-」みたいに、
な~んとなく、姿形が似てるボタンなのですぐ覚えられたんだけど、
Doricoでは、おそらくノートPCみたいなテンキーレスなショートカットが多い。
アーティキュレーションもへんぴなところに配置されてる。

音符に付くアーティキュレーション

強さを表す、
アクセントは @
マルカートは :

長さを表す、
スタッカートは [
テヌートは ]
スタッカティシモは Shift + [
メゾスタッカートは Shift + ]

スラー

スラーを入力するには、S

入力後はスラーにフォーカスがあるので、Shift + Alt + ←/→ で長さが変更できる。

装飾音符

装飾音符を入力するには、/ (スラッシュ)を使う。
既存の音符に追加するには、挿入したい箇所で「音符を入力」モードに入ってから、
/ を押下し、あとは音価を選んで入力する。

装飾音符の斜線のありなしは、Alt + / で切り替えが出来る。
また、装飾音符を選択して、下ゾーンのプロパティからも切り替え可。

小節線前の装飾音符にチェックをいれると、小節線前の装飾音符になる。

トリル

トリルなどの音符に付く記号は Shift + O

まずは、トリル。「 tr 」
トリルの音程も指定することが出来る。

波ラインは、デフォルトではタイで複数の音符にまたがった時に付く。
浄書オプションで細かい設定も可。

ジャズアーティキュレーション

上のピッチから入るプロップベンド「 plop 」、下のピッチからしゃくるスクープ「 scoop 」
上に向けてフォールするドイトベント「 doit 」、下に向けてフォールする「 fall」

グリッサンド / ポルタメント

グリッサンドもポルタメントも同じく「 gliss 」で入力する。
直線を指定するときは「 glissstraight 」、波線を指定したいときは「 glisswavy 」
後から下ゾーンのプロパティで変更することも可。

いちいち波線を指定するのが面倒なので、
そういう時は浄書オプションの項目で変更する。

下ゾーンのプロパティから個別に変更も可。
ポルタメントもここで選ぶ。

アルペジオ

アルペジオは、「 arp 」
下矢印アルペジオは、「 arpdown 」
バイオリンなどの重音などで出てくる [ 記号は、「 nonarp 」

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